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葉桜の季節に君を想うということ

歌野晶午、葉桜の季節に君を想うということを読む。
面白かったけど、釈然としない物は残る。
以下、ネタバレ有り反転


うん、また叙述トリックだね。
種明かしの衝撃はなかなか良かったけど、その後がただただ伏線解説の羅列になったしまったのは残念。
多くを語らなくても、読者自身の頭の中で伏線が繋がっていくってのが理想なんだけどね。
そういう意味では、ちょっと伏線がおざなりだったかも。

作品の内容としては、関係ないと思われた幾つもの話が収束していく様は、読んでて面白かった。
叙述トリックの醍醐味の一つですな。

ただ少子化世が進んでいく中で、これから高負担を強いられると思われる世代の一人として読んだら、呉田の論もあながち的外れでは無いと感じざるを得ない。

あと、語呂を抜きにするとタイトルは、葉桜というよりも紅葉桜(?)の方がしっくりくる気がする。
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闘うプログラマー〈下〉

G.パスカル ザカリー、戦うプログラマー(下)を読む。

プログラマの奮闘やら絶望やら。
実に「プログラマ35歳定年説」が頷けるような凄まじい世界。

このような記録を読むと、日本人はこのような創造的なソフトウェア開発には向かないんじゃないかと思った。
時代のせいもあるだろうけど、プログラマの熱意とかこだわりがすごい。

というか、カトラーさんて未だに現役なのか・・・。

闘うプログラマー〈上〉

G.パスカル ザカリー、戦うプログラマー(上)を読む。
現在のwindowsOSの基、windowsNTを作ったプログラマ達のノンフィクション。

今から考えると、随分と無茶苦茶な方法で作ってたんだな。
インテルとマイクロソフトの諸々の話もあって、なかなか面白い。

小松左京、石を読む。
ふしぎ文学館シリーズは、個人的嗜好にドンピシャでハズレが無いね!
ホラー・SF・伝奇な短篇集。

大震災の停電を思い出してゾクリとした「夜が明けたら」
その光景を想像するとひたすらにシュールとしか言いようがない「葎生の宿」
古典や怪談を基にした「黄色い和泉」、「比丘尼の女」、「くだんのはは」、「ハイネックの女」
と、よりどりみどり。

最後の「牛の首」はいろんな意味で印象に残った。
こんな怖い話、読んだ事が無いな・・・。

イニシエーション・ラブ

乾くるみ、イニシエーション・ラブを読む。
普通の恋愛小説かと思いきや、なかなかやってくれる。
読む気があるならレビューを見るな!という本があると思うけど、これもそれ系だな。

【以下ネタバレアリ】

ただなぁ、作品を理解するためには、解説を読まなきゃならないってのはマズイんじゃない。
一応作品内で伏線が回収されてはいるけど、解説なしで時系列を整理できる奴が本当にいるのか?と考えると、うーん。
年取った世代なら気づく人もいるかもしれんけど、若い世代なんてほぼ全滅だろうに。

あと、物語に期待すると肩透かしを喰らう事間違いなし。
言っちゃえば物語自体は、特にすごい事も起こらない普通の恋愛物だから、あくまでも「仕掛け」を楽しむ小説かな。

【以上ネタバレ】

まぁ、ちょっと辛辣になったのは自分が非モテだからであって、作品自体は面白いと思うよ!
セクロス描写が10ページ近く続いたときは、流石になんとも言えない気分になったがw


【追記】
色々と考えてみたけど、繭子がどんな立ち位置なのかがよく分からんな。
時系列の考えようによっては、悪女とも思えるし、B鈴木に無茶苦茶された可哀想な人とも考えられる。
「読み返したくなる」というキャッチコピーはダテじゃないな。
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プロフィール

蒼々

Author:蒼々
地方独立系SIに就職しての4年目になりました。
いつの間にか開発の人から運用の人になってしまった。
正直、自分に合っている役割とは思えず、ストレスと残業時間ばかりが増える今日この頃。


趣味は読書、ゲーム、あと名目上の趣味としてランニング。

継続的なブログ更新は恐らく再開しないとは思うが、
今、このプロフィールを更新しようと思う気になっているので、ごく稀に更新はあるかもねえ。

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